【事例あり】多言語対応のチャットボットとは?

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【事例あり】多言語対応のチャットボットとは?

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EC・通販サイト、自治体、サービスサイトなど、オンライン上で見かける機会が増えた「チャットボット」。人の代わりにWeb接客を行ってくれるチャットボットは日本語だけでなく様々な言語に対応できることをみなさんはご存じでしょうか?

本記事では、多言語対応チャットボットとは何か?多言語対応チャットボットが力を発揮する業界はどこか?多言語対応しているおすすめのチャットボットサービスはどれか?など、幅広く解説していきます。

多言語対応チャットボットについて知らない方から多言語対応チャットボットを探している方まで、内容理解を深めるためにも最後までぜひご一読ください。

 

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チャットボットとは?

チャットボットとは、自動でおしゃべりするプログラムのことをさします。チャットボットを使うと、まるで人と会話しているような感覚で言葉のキャッチボールを行うことができます(本記事の右下に出てくる吹き出しこそがチャットボットです。よかったら試してみてください)。

参考:【重要】最低限覚えておきたいチャットボットとは? ~チャットボットの最新事例紹介やAIとの違いも~

多言語対応チャットボットとは?

多言語対応チャットボットとは、日本語を筆頭に、英語・中国語・韓国語・タイ語・ロシア語・ベトナム語など、世界各国の言語に対応するチャットボットのことをいいます。

チャットボットに使われている言語が、海外の言語になっているとイメージすると分かりやすいです。

多言語対応チャットボットを見てみる

多言語対応チャットボットがおすすめの業界・業種とは?

多言語対応チャットボットの導入がおすすめの業界をご紹介していきます。

観光業界

1つめは観光業界です。

観光に関連する企業や宿泊施設もそうですが、観光案内や外国人観光客を迎える観光地そのものへの多言語チャットボット導入もおすすめです。

理由としては、外国人観光客が利用する施設やサービスでは外国人からの問い合わせが発生する可能性が高いからです。日本人が海外へ足を運ぶ際、土地や国のルールが分からなく不安を感じるのと同様に、外国人観光客も日本の観光地に対し何かしらの不安を感じます。多言語対応チャットボットが導入されていれば、外国人観光客の不安を取り除く一助になり得ます。

また、母国語で問い合わせ対応してくれる存在があると外国人観光客は安心感を抱きやすくなります。このような背景から、観光業界における多言語チャットボットがおすすめと言われています。

自治体

2つめは、自治体です。

日本には外国人が暮らす自治体が増えており、日本語以外の言語対応を必要とする地域が増えています。

外国人が暮らすうえで必要な手続きはいくつもありますが、それら全ての問い合わせを人力で行う場合、多大な労力が発生します。例えば、ごみ出しのルールや転入・転出、税金、保険についてなど、問い合わせが頻出すると考えられる内容は様々です。この際、多言語チャットボットを導入できていれば、街で暮らす外国人の生活をサポートできます。

また、外国人からの問い合わせ回答を多言語チャットボットが行ってくれるようになるため、自治体側の業務負担軽減にもつながるでしょう。外国人と齟齬のない会話を行うためには外国語を理解する必要があります。多言語チャットボットを導入することで外国語人材の確保登用にかかるコスト抑制につながるメリットも生まれるようになるでしょう。

加えて自治体における多言語対応チャットボットの活用方法には、問い合わせ対応や観光案内だけでなく街の成り立ちや歴史、特色や特産物の紹介などもあげられます。これらの紹介も多言語チャットボットに任せられれば負担軽減につながるようになるでしょう。このような背景から自治体における多言語チャットボットの導入がおすすめと言われています。

EC・通販業界

3つめは、EC・通販業界です。

例えば、日本の伝統品や工芸品を扱っているショップであれば、多国籍企業や外国人の購入希望者が多数存在します。

近年のEC・通販ショップは、大量の商品を扱う大手だけが出店しているわけではなく、地域の企業や個人単位でも活発に出店されています。海外で注目を集めた商品や人気のお土産を扱った商品など、 外国人向けの商品を販売しているEC・通販ショップであれば、多くの外国人がサイトを利用することになるでしょう。EC・通販ショップでは、商品の問い合わせや注文方法に関する問い合わせが多い傾向にありますが、多言語チャットボットを導入することで、問いあわせ工数の削減やユーザビリティの向上につながります。

このような背景から、EC・通販業界における多言語対応チャットボットの導入がおすすめと言われています。今後、海外展開を視野に入れ販路拡大を検討しているEC・通販ショップも導入検討してみるとよいかもしれません。

多国籍企業

4つめは、多国籍企業です。

日本人だけでなく世界各国の外国人が働く多国籍企業では、様々な言語を話す外国人が集まる傾向にあります。

社内向けの多言語対応チャットボットを導入すれば、よくある問い合わせに対応できるようになります。例えば、就業規則といった会社のルールは社員全員がおさえておくべき内容ですが、有給申請や賃金に関する内容など細かなものは、管理部や人事部宛に多くの質問が寄せられがちです。この際、多言語チャットボット内で会社のルールに対して回答できるようにすれば、頻繁に問い合わせがくる管理部や人事部の負担軽減にもつながります

このような背景から、多国籍企業における多言語チャットボットの利用がおすすめされています。

なぜ今、多言語対応チャットボットが求められているのか?

チャットボットの利用が活発化すると同時に、多言語対応チャットボットに関する注目やニーズも集まりました。

「ではなぜ、多言語対応チャットボットが求められるようになったのか?」

その理由について解説していきます。

人手不足の解消

1つめの理由に、人手不足の解消があげられます。

例えば観光地であれば、増加する観光客からの問い合わせに対応するためには多くの人手が必要です。しかし人を新しく採用するには、時間や採用コストがかかるなど懸念点がうまれがちです。

こんな場面でチャットボットなら、欲しいと思ったタイミングで設置することができ問い合わせ対応を代わりに行ってもらうことができます。

このような背景を踏まえ「わざわざ人を雇う必要はないが、問い合わせへ対応できるようになりたい」こういった考えを持った人から注目を集めるようになりました。

また近年では、外国人労働者の割合を積極的に増やす企業も出てきています。このことも多言語対応チャットボットが求められるようになった理由と言われています。

複数言語に対応するため

2つめの理由に、複数言語へ対応させることがあげられます。

例えば、観光地であれば日本人だけでなく様々な国の外国人観光客が訪れます。世界各国の言語を用意するのは難しいと言えますが、多言語チャットボットであればチャットボット1つで複数の言語へ対応することも可能です。

各言語へ対応した人材採用を行う必要もなくなるので、人件費削減につながる場合もあるでしょう。これらの背景があり多言語チャットボットへの注目が高まったと言われています。

また、新型コロナウイルス感染拡大の落ち着きもみられる2023年8月現在、日本を訪れる外国人観光客を目にする機会が増えてきました。為替変動の影響が沈下しない限りは外国人観光客が増える様子もみられるでしょう。この時多言語対応チャットボットがあれば様々な恩恵を得られるようになるはずです。

多言語対応チャットボット導入事例

では、ここからは多言語対応チャットボットが導入されている事例を紹介していきます。

熊本市

熊本
参考:熊本市観光ガイド,https://kumamoto-guide.jp/,2022/04/25時点

熊本市は、観光案内サイトにおいて多言語対応のチャットボットを導入しています。

多言語対応チャットボットを導入することで観光案内サービスの品質向上につながっています。また、多言語チャットボットがあることで利用者が気兼ねなく問い合わせできる環境構築にもつながっています。

熊本市の多言語チャットボットではグルメの紹介や緊急情報の案内も行っているため、熊本市を訪れる観光客にとって頼りになる問い合わせ窓口かつ、情報収集源になっているといえます。現在の対応言語数は7言語ですが、対話型AIプラットフォームを採用していることから自然なやり取りを行えるようになっています。

また新型コロナウイルス感染拡大以降、非対面の問い合わせ対応が行えることや24時間365日自治体としての正確な情報を発信できるなどの様々なメリットから、自治体へのチャットボット導入拡大が見られました。多言語チャットボット以外のチャットボット事例を見たい方は、ぜひ「自治体向けチャットボットの導入効果と費用とは?~最新の3事例から見る活用ポイント~」も参考にしてください。

MIMARU

参考:MIMARU,https://mimaruhotels.com/jp/,2022/04/25時点

キッチンつきアパートメントホテルのMIMARUは、訪日外国人向けに多言語対応チャットボットを運用しています。東京と京都にホテルを展開しているMIMARUは訪日客の利用が多いため、多言語対応にすることで訪日客の利用者満足度向上につながっています。

採用しているチャットボットは開発企業が独自に開発を行ったもので、MIMARU特有のチャットボットとなっています。特化した設計開発により、提供するサービスに適した問い合わせ対応や案内を行えるようにしています。また、MIMARUの導入事例で面白いのは、客室に導入されているAIスピーカーと多言語対応チャットボットを連携している点です。約20個の言語に対応しているとも言われており、宿泊を検討している外国人は安心を得られるでしょう。ホテル側の視点では、人件費の削減やスタッフの負担軽減といったメリットもみられます。

阪急うめだ本店

参考:阪急うめだ本店ホームページ,https://www.hankyu-dept.co.jp/,2022/04/25時点

阪急うめだ本店は、店内を案内する目的で多言語対応チャットボットを導入していました。

AI多言語対応チャットボットの試みは、百貨店業界において初と言われています。元々阪急うめだ本店には、年間約100万件もの問い合わせが寄せられ、スムーズかつ的確な対応の実現が課題と言われていました。そこで、来店したお客様に的を絞り、店内の問い合わせを気軽に行える多言語対応チャットボットの導入に踏み切ったと言われています。当初は本店のみの導入だった多言語対応チャットボットですが、本店以外にも導入が広がり様々なノウハウが蓄積されていると言われています。

多言語対応チャットボットを導入するための方法

多言語対応チャットボットについて気になるものの、実際導入するためにはどうしたらよいのか?多言語対応チャットボットの導入には「自分で開発する方法」「提供されているAPIを活用する方法」「外注する方法」といった3つの方法が存在します。

自分で開発する方法

自社開発は必要な機能を盛り込むことができる一方、外部とのコミュニケーションコストを省いて開発することも可能です。開発力がある企業にとってはかなり魅力的といえます。

ただ前提として知識やスキル、ノウハウをもっていることがあげられます。開発に自信がない企業にとってはハードルが高いと感じることもあるでしょう。

提供されているAPIを活用する方法

APIの活用はチャットボットを開発している企業が提供するAPIを使ってサービスを作る流れになります。この方法も専門的な知識を必要とする一方、1から開発する費用がある自社開発に比べればハードルが低いといえます。

ただし、APIを他社に依存する形となるため仕様変更やおおもとのAPI提供が終了するなど、イレギュラーが起こった際の対応に難しさを感じる場合があります。

外注する方法

外注する方法であればチャットボットの専門ベンダーへ開発依頼できるため、知識に自信がなくてもスムーズに導入できます。また、チャットボットベンダーが提供するチャットボットであれば管理画面を簡単に操作できたりデザインや機能を作り込めたり、多言語対応以外の面でも様々なメリットを享受できます。また、サポート面も手厚くしてもらえるはずなので、操作方法で分からない箇所がある場合は教えてもらうこともできるでしょう。開発の専門的な知見が自社内に不足していると感じる場合は、外注する方法が一番安心感を得られるでしょう。

CVR向上・改善におすすめのAIチャットボット!

では最後にはじめてチャットボットを触る方にもおすすめのAIチャットボットを紹介させていただきます。近年話題のChatGPTとの連携プランも完備されているAIチャットボットです。ぜひチェックしてみてください。

AIチャットボット「FirstContact」
名称FirstContact
運営会社Web制作やアプリ開発事業を行う
株式会社バイタリフィ
初期費用無料
月額費用有人対応プラン:2,980円
AI自動応答プラン:15,000円~
特徴操作しやすい管理画面。LINEやFacebook、Chatworkなど、様々な外部ツールとの連携可。AIチャットボットサービスの中でも低コストで導入しやすい。機械学習の代行やレクチャー、外部システムとの連携開発もオプションで対応可。

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おすすめポイント

FirstContactのおすすめポイントをご紹介させていただきます。

1. AIチャットボットなのに導入しやすい価格帯

市場に出回るAIチャットボットの費用が初期費用、月額費用共に高値がついている中、弊社提供中のAIチャットボット「FirstContact」は初期費用0円、月額1.5万円からご利用いただくことが可能です。AIチャットボットを使ってみたいけど、費用面が懸念で…という方にもご安心してご利用いただけます。

FirstContactの費用・料金・コスト

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2. 手厚いサポート体制のご提供

FirstContactは、低コストで導入できるだけでなくサポート体制も充実しています。導入後に結果が出せるよう、専属チームを設置。課題解決への最適な提案を行わせていただきます。

チャットボットのサポート

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3. 難易度の高いシナリオ構築を簡単に行える充実の機能

FirstContactは、はじめての導入時に高いハードルを感じがちなシナリオ作成もExcelで行うことが可能です。使い馴染みのあるExcelを利用することで、シナリオ入力が簡単に行えたり、シナリオの一連の流れが分かりやすく可視化されたりするので、はじめての方でもご安心してご利用いただけます(Excelは用途にあわせて複数のテンプレートもご用意しております)。

FirstContactのシナリオ構築

また、専門のエンジニアがご要望のヒアリングからご提案・構築まで全ての作業を代行するフルオーダーメイド構築も承っております。これまで培ってきた様々な事例をもとに最適なシナリオ構築を行わせていただきます。

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4. フリーワードへの高い対応力!

FirstContactはAI搭載型チャットボットのため、LINE単体の応答と比較しフリーワードへの対応力が高くなります。そのため、会話の中から重要な情報を取得し相手に会う会話を選択したり、直前の会話と関連のある内容をこれまでの会話から組み立て出力することができます。

またFirstContactは、言葉のゆらぎに強みをもった「IBM社のWatsonAPI」を採用しています。言葉のゆらぎとは、一つの意味を成す言葉が複数存在(例:お金=費用・コスト・料金・マネー・金額など)することを指し、表記ゆれと言われることもあります。

会話APIのイメージ

多くの人が利用するチャットボットであれば、言葉のゆらぎは比較的起こりやすいです。しかし「IBM社のWatsonAPI」 を採用したFirstContactであれば、類似した表現の言葉でも意味を理解し適した回答を行うことができます。これにより、幅広いユーザー対応を実現できます。

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5. AIと有人対応の切り替えが簡単!

FirstContactは、有人対応無人対応、両方に特化したチャットボットです。

AI対応と有人対応はボタン一つで切り替えることが可能で、かつ、個別にAI対応、有人対応の設定も変えられるようになっているので、簡単操作でご利用いただけます。

切り替えも簡単

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チャットボットサービスなら、FirstContactにおまかせ!

FirstContactを提供する弊社株式会社バイタリフィは、Web制作やアプリ開発、システム開発を行う開発会社です。開発会社だからこそできる、拡張性のあるカスタマイズ開発に強みをもっています。また、分析画面も常設しており手軽にチャットボットの状態を確認できるようになっています。シンプルな作りなので、チャットボットをはじめて触る方からも「触りやすい」と好評を得ています。

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「CVR改善に効果的なチャットボットはないかな」「CVR向上させる機能を備えたチャットボットを探している」など、チャットボットを通じたCVR向上を検討中の方ぜひお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです!

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PS:そもそもチャットボットって何?と疑問に感じる方は「【重要】最低限覚えておきたいチャットボットとは?~チャットボットの最新事例紹介やAIとの違いも~」をご一読ください。チャットボットの基礎的な知識を網羅的に学べる記事となっています。